投資一任契約の主なリスク

投資一任契約(商品投資顧問契約を含みます。以下同じ)資産の運用においては、主に国内外の株式や債券、その他の有価証券等を投資対象としますので、組入有価証券等の価格の下落や、組入有価証券等の発行会社の倒産や財務状況の悪化、為替の変動等の影響により、契約資産の価値が下落し、損失を被ることがあります。したがって、ご投資家の皆様の投資元本は保証されているものではなく、契約資産の価値の下落等により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。また、デリバティブ取引等においては、委託した証拠金を担保として証拠金を上回る額の取引を行うことがありますので、デリバティブ取引等の対象となる金融指標の変動等の影響を受け、証拠金の額を上回る損失が生じるおそれがあります。デリバティブ取引等の額の証拠金の額に対する比率については、投資方針や国内外の市場環境の変化等により、異なりますので事前に表示することができません。
投資一任契約資産は、契約資産毎に投資対象資産の種類や投資制限、投資市場、投資対象国などが異なることから、リスクの内容や性質が異なりますので、投資一任契約の締結にあたっては契約締結前交付書面等をよくご覧ください。

プライベート資産における投資一任契約に係る手数料について

■ 契約の期間中にご負担いただく費用

 

投資顧問報酬をご負担いただきます。適用する料率等は、投資対象資産、契約資産残高、契約内容等に応じて異なりますので、料率、上限額等を表示することはできません。

■ その他費用

 

上記以外にご負担いただく費用(有価証券の売買委託手数料や有価証券の保管等に係る諸費用等)があります。これらの費用については、運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を表示することができません。また、投資一任契約に基づき投資信託を組入れる場合は、組入れた投資信託に係る信託報酬、信託財産留保額、その他の費用(監査費用、有価証券売買時の売買委託手数料、有価証券の保管等に係る費用等)をご負担いただきます。なお、当社が設定・運用する投資信託を組入れた場合は、必要に応じて投資顧問報酬の調整を行います。

詳しくは契約締結前交付書面等でご確認ください。

ヘッジファンド運用における投資一任契約に係る手数料について

1.当社にお支払いただく手数料

 

投資顧問契約・投資一任契約による報酬(投資顧問料)は、基本報酬と成功報酬との2種類から成り、お客様との個別の交渉により、原則として下記の範囲で決められるものとします(投資顧問契約は基本報酬のみで決められる場合もあります)。
基本報酬契約資産額に対して年率0.5%から5%(別途、消費税)。但し、定額とすることもあります。成功報酬契約期間における契約資産の時価評価による増加額(運用利益)の10%から35%(別途、消費税)。但し、継続契約の場合で、前期以前に累積した契約資産の減少額(運用損失)がある場合、これが解消されるまで成功報酬は受領しません。
支払時期は、原則として、基本報酬は月次、成功報酬は年次とします。
尚、お客様と契約した資産を、当社が運用指図するファンドに投資する場合にお客様からいただく投資顧問報酬については、当社が当該ファンドから受取る運用報酬を考慮した調整を行います(この場合の投資顧問報酬は、当社が運用指図するファンドに投資する割合によって異なるため、事前に料率や上限額等を表示することができません)。また、契約資産の性質、運用手法等により、お客様と協議の上、別途手数料をいただく場合があります。

2. その他にご負担いただく費用

 

一般的に次の費用を運用財産を通じてご負担いただきます。

 

投資対象であるファンド等の組成および受益権の募集に関連する弁護士費用、会計および一般事務費用

 

投資対象であるファンド等の有価証券等投資に関連する費用(有価証券の買付け又は売付けを行う際の手数料、貸株契約手数料、借方残高または借入金に対する利息、投資プログラムにつき利用されるシステム、リサーチに係る費用等)

 

投資対象であるファンド等の管理に係る費用(会計、監査、一般事務管理にかかる費用および弁護士費用、またはその活動に関連する調査費用、ならびに既存・見込投資家に対して報告を行い、情報を提供する費用)

 

投資対象であるファンド等が負担する運用報酬

 

このほか、お客様が信託銀行等に委託した信託財産を通して投資する場合には、信託報酬がかかります。

詳しくは契約締結前交付書面等でご確認ください。